一般社団法人 伊東温泉協会

概要

 日本国内で静岡県は源泉の保有数が全国3位となっており、その静岡県の中で伊東市は熱海(約500本)を押さえ県内1位(約700本)の源泉を

保有しております。また温泉地別では、別府・湯布院に次いで伊東温泉は全国3位となっております。

 当協会は、温泉の保護及び適正な使用を目的に1920年(大正9年)に温泉組合として創立し、2017年(平成29年)に一般社団として法人となりました。

伊東市内で源泉を所有する団体・法人・個人の皆様が協会員として在籍しており、現在20名の理事・監事及び事務局で運営しております。

   源泉は所有者が鉱泉地として登記しておりますが、法律で規制され県知事から許可された範囲内で使用することとされており、

  当協会は年に1度現地調査を行い温度・湧出量等を検査し適正な使用を確認後、そのデータを静岡県・熱海保健所・伊東市に報告しております。

   源泉の許可とは、温泉の湧出が許可量までとなり、源泉に手を加える場合は必ず申請・許可が必要となります。また、その内容により、

  当協会の副申書を添え静岡県環境審議会で審査され保健所などの検査を受けなければなりません。

  その他天然ガスの確認申請や公衆浴場の利用許可申請は保健所への届け出義務がありますが、

  それら全てを守らなければ温泉法により罰せられ、温泉が差し止められ以後その源泉は使用ができなくなります。

   当協会は、年に1度の検査だけでなく適正に温泉をご利用いただくため、所有者の方々へ知識の普及と注意喚起を行い、

  行政への様々な届出をお手伝いさせていただいております。